マザーボードの初期搭載BIOSバージョンの確認方法

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2023-10-06 15:48


新たにPCを組む際など、組み合わせるCPUに対してマザーボード側のBIOSが未対応バージョンであった場合には、パーツ類を正しく装着しても通電後のPOSTが立ち上がらない、或いはマザーボードBIOS上でCPUの型番等が正しく認識されないなどのトラブルが発生します。

例:ASUS PRIME A520M-E/CPUサポートリスト ※Validated since BIOS

この状況はマザーボードの故障等ではありませんが、POST画面も表示されない状況となった場合にはその時点でマザーボードにインストールされているBIOSバージョンがサポートしているCPUに一旦換装する必要が生じ、セットアップが進められずに八方塞がりとなってしまうため、これを防ぐためには、パーツを組む前の段階でマザーボードの初期搭載BIOSバージョン確認しておくことが必要となります。

ASUS製マザーボードでは大抵の機種にて基板上の外周やメモリスロットの付近に張り付けられている英数字とバーコードの2行構成のシール上の英数字部分の行末尾4桁の数字が製品出荷時のBIOSバージョンを示すものとなりますので、セットアップ前の確認が必要となる場合は、まずここでの確認が可能です。

尚、稀とはなりますが、メーカー出荷直前にBIOSアップデートが実施されるケースなどもあるため、全てのマザーボード製品に措いて出荷時のシール上の印字と実際の搭載BIOSのバージョンが必ずしも同一である保証は出来かねるものとなります。このため、この基板上シールのBIOSバージョン表記についてはあくまでご参考情報としていただきます様、お願い致します。



主な貼り付け位置 ※マザーボードのモデルやリビジョン等によって貼付位置などが異なる場合があります。

1.メモリスロット付近


2.基板の外周

 


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タグ: BIOS, マザーボード
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