B
- BIOSの設定をリセットしたい>CMOSクリアの実行
マザーボードBIOSの各種設定値/情報類はボード上に装備される「CMOS」内に記録され、その記録情報は電源ユニットからの給電やコンデンサに蓄えられた電気、また、PCの電源がOFFの時には同じくボード上に装備されたデータ保持用のバッテリー/電池から供給される電力によって保持されます。BIOS設定値が何らかの要因でPCの起動/動作に不適切/不適合となった、或いはオーバークロック設定などによってシステムが正常に動作しなくなったなどの場合には、このCMOS内に記録された設定値や情報を一旦クリア/リセットすることによってPCの起動/動作の回復を図ることが可能です。その場合、マザーボード上にはCMOS内のデータをクリアするためのピン型端子やスイッチが装備されており、これら端子の短絡やスイッチの押下、または設定情報保持用のバッテリー/電池を一旦外すことでCMOS内に記録された設定情報を消去/リセットする事ができます。尚、この場合のリセット対象にはBIOS項目設定値の他に、年月日(YY/MM/DD)や時刻なども含まれますので、クリア実行後の初回起動の際には、各種のBIOS設定値と併せてこれらも正しく再設定する必要があります。マザーボード上の操作でBIOS設定をリセットするには以下の3つの方法があります。
1.CMOSクリアボタンを使用する
一部のASUSマザーボード製品のリアI/Oパネルに設置されたCLEAR CMOSボタンを使用してリセットを実行します。
コンピューターをシャットダウンして電源スイッチをオフにし、さらに電源ユニット側の給電ケーブルをコンセントから抜く
続いてバックパネル(I/O)部分のCLEAR CMOSボタンを押し、2~3秒ほど保持してから放す
電源給電ケーブルを再接続し、コンピューターの電源を投入
起動時に[American Megatrends]の画面が出力され、Please enter setup to recover BIOS setting.~のメッセージが出た事を確認
キーボードの[F1]キーを押下してBIOS設定ユーティリティに入り、時刻が初期値(2016/01/01 00:00等)にリセットされていることを確認
年月日の再設定の他、各BIOS設定項目を確認/再設定する
2.基板上のボタン電池を取り外す
マザーボードに搭載されているBIOSデータ保持用のボタン電池 (CMOS電池)が取り外すことでリセットを実行します。
コンピューターをシャットダウンして電源スイッチをオフにし、さらに電源ユニット側の給電ケーブルをコンセントから抜く
マザーボード基板上のボタン電池(多くはCR2032)ホルダーの固定爪を横方向にずらして中の電池を外す※画像
そのまま3分ほど放置した後、電池を元に戻して電源ケーブルを再接続し、コンピューターの電源を投入。
起動時に[American Megatrends]の画面が出力され、Please enter setup to recover BIOS setting.~のメッセージが出た事を確認
キーボードの[F1]キーを押下してBIOS設定ユーティリティに入り、時刻が初期値(2016/01/01 00:00等)にリセットされていることを確認
年月日の再設定の他、各BIOS設定項目を確認/再設定する
3.CMOSクリア用ピンヘッダーをショートさせる
マザーボード上の「CLRTCピンヘッダー」をショートさせることでリセットを実行します。
コンピューターをシャットダウンして電源スイッチをオフにし、さらに電源ユニット側の給電ケーブルをコンセントから抜く
マザー基板上の「CLRTC」と印字のある2ピンタイプのジャンパーピンを確認 ※3ピンタイプの場合はマニュアル参照
ドライバーの先端の金属部分等を2本のジャンパピンヘッダ間に軽く接触させ、ショートした状態で3秒ほど保持する
電源給電ケーブルを再接続し、コンピューターの電源を投入
起動時に[American Megatrends]の画面が出力され、Please enter setup to ...